日本貿易振興機構(ジェトロ)海外支援採択頂きました。2012.6.1付。

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お陰さまで日本貿易振興機構ジェトロ輸出有望案件発掘支援事業に採択されました。
皆様にはたいへんお世話になりました。御礼申し上げます。

支援期間は2年間です。瞬く間に過ぎ行くのは目に見えています。
既に自分自身動いており、又動かなくては折角採択頂いたのですからご迷惑をお掛けする事になります。

零細企業である弊社は人、お金の余裕など全くありません。
なるべく低価で済ませるためには動き回る必要があります。
国、県、市の機関を徹底的に有効に利用させて頂きますが、様々な人にご紹介頂きながら訪問しているところです。
又、先立つものがない以上金融機関の方にもじっくりとご相談する必要がありそれも既に行っています。

今回採択受けたのは汚泥乾燥機です。
既に国内の大手さんには何台かは納入させて頂いております。
現在は大学の先生のアドバイスを受けながら更なる改良を進めております。
大学との共同研究です。
昨年度は能力把握に努めいよいよ本年度より本格的に改良開発に着手しました。

何でも乾燥できるため【何でも乾(かわ)くん】と名前を付けています。
付着性が強く乾燥機内で詰まる汚泥、廃棄物乾燥そして固形物であっても難なく乾燥が出来ます。
構造が簡単でメンテナンスが楽な製品です。
但し、構造仕組みが簡単なために特に隣の国では模倣の懸念は抱えてはいます。

採択受けた乾燥機は廃棄物を利活用出来るようにお役に立てればとの思いが詰まった製品です。
水分量が多い廃棄物は利活用がしにくく通常は産業廃棄物として処分されます。
それをリサイクルあるいはご提案申し上げています化石燃料の代替燃料として利用できれば環境貢献ができます。
この環境を守ることこそが目的でありそれにお役に立てるよう今後も活動を続けます。

本来、環境設備は直接お金を生む生産ラインとは異なり会社利益には結びつかないとされます。
この課題を今乾燥機で克服できればとの思いです。
廃棄物処理の乾燥機を導入頂く事がコスト削減そして環境貢献として企業のイメージアップに繋がります。

今回の海外支援採択により環境と会社利益の両立を国内だけでなく海外でも成り立たせる必要があります。
又そのためのご支援だと肝に銘じております。


今乾燥機及び乾燥機を含めた燃料化システムで一昨年そして昨年度も【販路開拓プロジェクト】に採択頂いております。
その際も様々なご支援を頂き受注に繋がった旨報告致します。








【392回目。JETRO採択はあくまでも出発点に過ぎません。】


【他で出来なかった鰹節汚泥の乾燥テスト 音楽入り。】


【他で出来なかった鰹節汚泥の乾燥テストニコ生にて 音楽入り。】