乾燥機を撹拌装置として使用する。You use a dryer as a agitator.

本日は関門海峡を越え本州島まで行って来た。
いつもながら時間の余裕はなく朝出て夕方戻る日帰りだ。

現在こちらのお客様には、弊社のテスト機を設置して頂いておりその状況確認のため訪問した。
今テスト機は本来乾燥機(Dryer)なのだが、今回は撹拌機(Agitator)としてお使い頂いている。

弊社乾燥機(SHTS Dryer)の大きな特徴は4種類の乾燥機構を1台に同時に稼働させる点だ。
①撹拌加熱 ②粉砕加熱 ③熱風加熱 ③間接加熱 の4種類の機構で1台で同時に加熱乾燥している。
そのため、非常にコンパクト化、低コスト化がなされ現在はモジュール化されている。
このモジュール化とは全く同じ乾燥装置を処理量100kgであれば1台、200kgだと2台、300kgでは3台設置頂くと即座に稼働ができるという事だ。
業界初。そしてそれら4つの機構については特許審査請求中だ。

今回は乾燥用途での使用ではないが今乾燥機の撹拌機構のみを使う。
これについても他社と違う点がある。
確かに今回は撹拌装置として使用されるが、蒸気を投入すれば即座に乾燥機として使用が可能になる。
実際使用中に乾燥加熱が必要であれば設置後であっても蒸気を投入すれば即座に乾燥機として使用できる。
弊社SHTS Dryerは低圧蒸気での加熱乾燥で蒸気の凝縮熱を利用しており温水、油乾燥の3〜5倍乾燥効率が良い。

又、撹拌機構の羽根に大きな特徴があり既に特許出願している。
付着しない羽根で左右交差配置された羽根が付着物を互いに剥がしながら回転する。
どんな引っ付く物であっても乾燥機内部で目詰まりすることなく乾燥ができる。
但し、今付着しない特殊な羽根は今回は使用していない。その理由は現在書けない。


今案件は、たいへん販売店さんに助けられている。
非常にお客様と密着されたビジネスをされており、重要な情報を頂ける。
又、お客様との交渉もスムーズにやって頂ける。
今後も今販売店さんにはお世話になりながら、先ずは仕様決定の運びとなる。


弊社乾燥機の乾燥状況のまとめサイトは下記の通り。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL1rLTrk__MQ1tYLPmhg-sJT_gvsTp45s-

http://matome.naver.jp/odai/2136480317046591801



テスト機。特殊でない羽根での撹拌装置として試運転の状況。
音楽入りです。お気を付け下さい。