2011.6.1 本来は川砂が重宝されるべきなのですが。

昨日は2011年5月31日ですから本日は6月1日であるのは自明の理です。先ずはお陰さまで無事給料が払えた事に対し皆様に御礼を申し上げます。お世話になっております皆様が儲からないことには我が町工場も儲かりません。これも当たり前のことで弊社だけが儲かる事は出来ずお金が回らない事には経済は成り立ちません。
お陰さまで現在は慌ただしい毎日を過ごさせて頂いており納期については矢の催促でその矢は骨身に沁みている毎日です。急がなければならない理由はもちろんあるのでありなるべく早くそして良い物を作るのはものづくりの本分でしょう。但し、作るの当たって設計し図面を書く立場からすれば毎回同じ物ではないためそれぞれに斬新なアイデアが必要なのは事実です。そのアイデアは即座に思い浮かべば良いのですがおいそれとは天から舞い降りてきません。しかしながら日夜四六時中その事に集中し頭を捻らせていると不思議な事にひらめくものです。それは眠っている夢の中。トイレの中。徒歩通勤中。あるいは脇目を振りながら何故か走っている最中などに。
しかし納期とは一切自分の思い通りになるものではなく逆に自分自身に襲いかかり常に恐怖を煽り立てるものであります。だからこそ果敢に立ち向かい決してへこたれることなく常に新たなる他にはないアイデアを醸し出す必要があります。

では現在作っているのは何かと言うと砂選別装置です。それは川の浚渫工事で出て来た土砂を選別しコンクリートの骨材として利用するための装置です。
なぜ今回設置する付近の川を浚渫(しゅんせつ)つまり川底をさらう必要があるかと言うと特に洪水を防ぐためだと思われます。小生が暮らしているのは九州は福岡なのですが過去2度、大雨による洪水被害に会いました。一度は車が洪水による浸水でダメになりなけなしのお金で新車を泣く泣く購入した過去があります。いくら保険に入っていようとその時点での査定の金額しか出てきませんのでその涙は鮮明に覚えています。

その川底をさらった土砂は廃棄物法のに則り安易に廃棄をすることはできません。そのため埋め戻し材等建設現場で使われるのが通常です。しかし、昨今の建設予算削減から他の利用用途を探る必要性は当然出てきます。
そのため川を浚渫し川底をさらって出て来た土砂である廃棄物を価値を生むリサイクルとして今回コンクリートの骨材用の砂としての利用を進めようとしています。

コンクリートの砂には

  • 山砂
  • 海砂
  • そして川砂

の3種類があります。その中でも本来は川砂は最も重宝されるべきなのですが。

時間切れです。今回はこれまでとします。
それでは股です。


動画 【今年5月の最後の日。 2011.5.31】


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