2011.5.29 台風の被害はないようお祈り申し上げます。

今日も知識労働を行います。質が無いため量でこなすしかありません。今日こそはアイデアの綺麗で美しい天使がこの我が身に降りて来るよう期待で無き胸を膨らませながらパソコン画面に向かいます。
台風2号は今の時刻ではどこ当たりでしょうか。小生は九州は博多です。今朝の会社までの徒歩通勤では少々風は強い程度で小雨ではありました。
九州の新燃岳、そして地震の被災地の方々そして日本全土での台風被害が無きよう心よりお祈り申し上げます。

さて、本日の日本経済新聞より気付いた点を記載します。

先ず日本国の管総理も出席した主要国首脳会議G8サミット。最近にしては珍しく新興国抜きでの先進国のみの首脳会議となりました。管総理は原発そして国内の太陽光発電設置等を宣言したのですが、他に興味を引いたのが有力ネット企業を招いての会議。これはグーグルのシュミット会長そしてフェイスブックのザッカーバークCEOらネット企業トップを招き会議が開催され「民主化を進める手段としてインターネットの利用を促進する。」と明記されたとの事。もちろんこれは民主化を警戒し常にネット制限をし続ける中国をけん制するためらしいです。

既に大国である中国はもちろん我が国日本にも多大なる影響を与えます。
過去日本国では関東大震災での復興を目指す中で新しい産業の芽が生まれました。それは現在のトヨタ自動車が作った焼失した市電の代わりに走ったバス。これが自動車産業が離陸したきっかけに。
現在に立ち戻ると東日本大震災でも太陽光、風力そしてバイオマスに俄然期待が掛かります。自動車産業に頼った経済から脱皮するためにも是非新しき日本経済を目指したいところ。ところがここでの杞憂はやはり隣国の大国中国です。関東大震災の際も海外から自動車企業が次々と参戦し苦戦。太陽電池も海外には競合が多い。太陽光補助金制度で中国製に席巻されたドイツの二の舞にならぬよう踏ん張りどころであろうと思われます。

そして中国以外の新興国であればインド。この国もめまぐるしい経済発展を続けいずれ大国への道筋をたどるであろうことは周知の事実です。そのインドがアフリカとの経済関係強化に乗り出しているとの事。28日までにエチオピアタンザニアを訪問し多額の支援を約束した。実際既にインド企業のアフリカ進出は加速している。それはもちろんアフリカで資源外交を展開する中国に対抗する姿勢を鮮明に打ち出しているとの事です。


最後に原発事故で土壌が汚染された福島での除染実験。農水省福島県で土壌中の放射性物質を取り除く「除染」の実証実験がスタート。それは3つの方法をスタート。

  • 重機による表土の剥ぎ取り。
  • 水田にミ水を入れ土を砕く「代かき」をし、排水時に放射性物質を吸着。
  • セシウム吸収効果があるヒマワリの栽培。

の3点。この中で注目しているのが実はヒマワリの栽培。バイオマスを推し進めている小生からするとこのヒマワリからバイオ燃料BDFが採取出来ないかと考えています。もちろん放射性物質の行方次第とは思われます。

それでは今日も仕事開始。

それでは股です。