4月3日。突風。

ようやく図面を完成させた。
有難い事に長きに渡り待って頂いた。
震災案件真っ最中の頃ご来社頂いたのだが。
手つかずにいた。
短納期の震災復興案件に追われ全く手を付けることが出来なかった。
それでも待つと言われた。ようやく完成だ。
お詫びの言葉を添え先程メールにて送る。

春の嵐の中携帯電話の呼び出し音が頻繁に響く。
携帯電話がある限りどこにいようと捕まえられる。
北は宮城から地元福岡からも。
相手はいずれも我が町工場の職人から。
互いに暴風にかき乱され相手の声が聞き取れない。
聞き直しながら会話する。
どうでも良い内容なら無視したいがそうではないだろう。
無視していれば何度も鳴らしやがる。あんちくしょう。

春の嵐に惑わされいずれも仕事にならなかった。
自然の力は偉大だ。怨むのは筋違いだ。
明日だ。明日だ。


しかし誰でも脅しやがる。年配者がやる事か。
過去にもいた。怒鳴る。大声を出す。萎縮させようと必死。
ごく身近にもいる。
そりゃあそうやって生き延びたかも知れないが。うちらには何ら通用しない。
返って状況は悪くなる一方なのになあ。
仕入先、客先からも噂が耳に入っている。
録音し訴えようかとも考える。金と時間の無駄か。
無視するに限る。

色々な人物がいる。しかし汚い言葉で怒鳴るのだけはやめて欲しい。
それで思い通り事が運んでいるのだろうか。
こちら側を感情的にさせようとしているのか。

そう言えばごく身近にいたがいつも間にか姿が消えた。
この方も一刻も早く消えてくれと願うばかりだ。

あまりにひどいとこちらとてやるばい。ねえ皆さん。



それでは股です。


1)失敗:突風が吹き荒れるとは。
2)感動:話の分かるお客様。
3)目標:無視。