【10月11日中小企業総合展第2日目。プレゼン無事終了しました。】

本日は自分では今回の展示会の最大行事とも言えるプレゼンの日。
ブースでの対応をしながらも実はプレゼンの内容で頭は一杯。
一人ぶつぶつ言いながら練習を続けていた。
もちろんブースでのお客様対応は行う。

そのプレゼン直前もお客様。応対はするのだが視線はどうしても時計へ。
時間を睨みながらの応対。とうとう担当の方が目の前に。
いよいよお迎えだ。申し訳ありませんとお詫びしてプレゼン会場へと向かう。

いよいよプレゼン開始だ。ところがだ。
目の前にはたくさんの椅子が並んでいる。だが埋まっているのは僅か3席。
こんなに少ないのか。やる気が起きない。
笑顔でいるのだが心は泣いていた。
だがやらなくてはならない。折角説明の場を与えられたのだ。
これをやるがために今展示会に参加したようなものだ。

係の方のアナウンスが始まった。
プレゼン会場周りに向かって大声で自分のプレゼンが始まると大声を上げる。
一度ではない。数人が周りに向かって声を張り上げ人を集めてくれる。
するとどうだ。瞬く間に席が埋まっていく。次々と空席が無くなっていく。

係の方がプレゼン開始の紹介をされる頃には、ほぼ満席となった。

マイクを右手に持つといよいよプレゼン開始だ。
不思議と緊張しない。マイクを持つ手が震えない。全身も震えない。
もちろん最も大切な声も震えない。
振動ふるい、振動コンベアが得意な弊社にとっては震えるのがいつもなのだが。
今回は全身は震えずに目の前に座っている方々の顔の表情を眺めながらマイクを持ち続けた。

心掛けたのが決して早口にならない事。
できる限りゆっくり話す。自分もそうなのだが人の話を聞いて腑に落ちるまでには時間がかかる。
耳に入り即座に理解するのは実際のことろ難しい。

しかしだ。やはり何が起きるか判らない。やはり何かが起こる。

ゆっくりと説明するものだから説明する内容の先が進まない。
用意したパワーポイントの内容の説明が終了5分前になろうとしているのにまだ全体の1/3。
これでは制限時間15分内では終わるはずもない。
事前に15分で終わらなければ強制的に打ち切ると何度も釘を刺されている。

結局5分前と書かれた紙を目の間に出された後はいつもの早口に戻る。
かなりの内容省き要点のみ説明。そしてまとめてしまう。

全て説明できなくて申し訳ありません。詳しくはブースにお越しください。詳しく説明します。
これで何とか終わらせる。

過去何度もプレゼンを行っているんだが時間が足りなかったのは初めて。
それだけ過去緊張でかなり早口で説明していたのだろう。
過去のプレゼンはほとんど理解できなかったろうなと今頃納得する。

なんとかだ。今回の最も大きな行事は何とか終えた。
しかし。何だこの内容は。自分なりにかなり情けなく思う。

ところがだ。やはりこの世は何が起こるか判らない。
何とプレゼンを聞いたとブースに来られた。
それに是非お宅の製品を売りたいと言われるではないか。
その上わざわざ海外に出なくてもまだまだ国内で売れますよ。と断言される。

果てさて。次は何が起こるだろうか。先ずはやってみないとそれは判らない。
ということだろうと勝手に思い込んでいる自分が今ここにいる。


他に。
1)どうしても会いたかったいと言われる方が遠方より来られた。企業だからもちろんビジネスの話だ。
  しかし内容はまさしくバイオマス。いずれ弊社がある博多に行くと。
2)現在お世話になっている国の機関の方がわざわざブースまで来られた。今後共宜しくお願いします。
3)地元福岡でよくお会いしている国の機関の方も。東京でお会いするとは。確かに今回の主催は中小機構。
4)熊本市長が来られ説明を求められた。短時間ではあるが質疑応答を行った。
  日本の公共団体の長に説明するのは初めて。
  海外、中国の展示会では省の環境の長に説明した過去はある。
5)身内の方に会う。幕張メッセに行くつもりが間違えて東京ビックサイトに来たとの事。
  似た人物がいたので声を掛けると本人だった。互いに非常に驚く。間違って来なければ会うこともなかった。
  この方は海外にも頻繁に足を運ばれている。いずれ海外でも会うだろうと笑い合う。
6)出展支援頂いた九州3市主催の交流会に参加。たまたま横に座った方が中国出身の方。
  隣の国の事情を色々と教えて頂いた。今後も相談に乗ってくれとお願いした。

明日はいよいよ最終日。是非お越し下さい。果たして何が起こるだろうか。

それでは股です。